スーパーチャット(投げ銭)でGoogleはぼろ儲け


YouTubeのライブ機能の中にスーパーチャット(投げ銭)機能というものがある。ライブ配信者に視聴者がお金を渡す機能だ。一番メリットが大きいのは配信者と思いがちだが実はGoogleなのだ。

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配信者取り分は70%

スーパーチャット(投げ銭)は配信者に100%渡るわけではなく、配信者に70%、Googleに30%の割合いで渡ることになる。

つまりYouTubeのライブ配信を路上ライブで例えると、「この場所で歌ってもいいけど、お客がくれた投げ銭の3割は場所代でもらうからね」と言っているのと同じだ。
この3割について二つの視点から考察してみる。

配信者側

例えば1万円のスーパーチャットが貰えたとしよう。配信者からすると最も嬉しい瞬間かもしれない。3千円がGoogleに持っていかれると同時に少しは思うだろうが、まぁ7千円も貰ったしライブ配信料と考えればしょうがないか、と納得する配信者が多いだろう。


Google側


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ライブ配信と製作した動画は、使用するサーバーの容量は同じである。厳密に言うとライブ配信の方がリアルタイムで通信、保存を行うため少しコストが多くかかっているとはいえ、基本的には動画がアップされるのと同じ程度のコストしかかからないと言えよう。

面白いライブと面白い動画があった場合、ライブにはスーパーチャット機能がある為、その分Googleの利益が増えるのだ。ライブが終わった後にアーカイブとして、そのライブを動画としてアップする配信者がほとんどだろう。そこでさらに動画としての広告収入も入る為、Googleは2度おいしいのだ。

まりスーパーチャットで一番「ありがとう!」と感じているのは、
実は配信者ではなく、Googleなのである。


スーパーチャットの掛け声の謎

ライブ配信を見ていると奇妙な光景を目にするだろう。それは、視聴者がスーパーチャットで投げ銭を行った後に、他の視聴者から謎の声がでるのである。

「ナイススパチャ」

この意味を分かって使っているユーザーがどれだけいるか考えた事がある。まずナイススパチャとはナイススーパーチャットの略である。つまりナイス投げ銭である。

これを路上ライブをしている人をライブ配信者と置き換え、その歌を聴いている周りの人をYouTube視聴者と置き換えてみよう。

路上ライブが終わった後、数人の人がアーティストにお金を渡している光景を見かける。これがスーパーチャットだ。
の光景を見ている周りの人がアーティストに拍手をする。これが「ナイススパチャ」のはずである。

あれ?「ナイススパチャ」の使い方おかしいんじゃ?

YouTubeでは「ナイススパチャ」はお金を渡した人に対して、ライブ配信者の今後の活動を支える為「お金を渡しているんだ、すごいね君、ひゅーひゅー」という意味で使っていのだとわかる。
「ナイススパチャ」と言っている人のほとんどの人が自分ではスーパーチャットをしていない人なのだが、その人が「いいぞいいぞー」と場を盛り上げる意味でも使っているのである。

スーパーチャットをした人は、「ナイススパチャ」と言われるのは悪い気がしないのだろう。誰にも何も言われないよりも、誰かに何か言われた方が気分が良いはずだ。そして配信者も盛り上がる。なんせ実際にお金が入り、さらにチャット欄も盛り上がっているからだ。まさにいい事づくめだ。陰でGoogleもナイススパチャと言っているに違いない(笑)

では、スーパーチャットがあった場合、ライブ配信者に対応はどうだろうか。
ほとんどの配信者が「スパチャありがとう」と感謝の言葉を述べる。それがお金を貰った人として当たり前のような事だと思うし、路上ライブのアーティスト同じく感謝をしている。
しかし俺は驚愕のライブ配信者を見たのであった。



有名な女性ライブ配信者がPUBGというゲーム実況中にこういったのだ。

女性配信者「ナイススパチャ」

本当に耳を疑ったが確かに言った。ライブを見ている多くの人が「ナイススパチャ」と言っている最中、一緒に声に出して「ナイススパチャ」といったのである。演者側がお金を貰って「いいぞいいぞー」と投げ銭を行った人を一緒に褒め称えているのである。
「ありがとう」を言うのはなく、意味を理解せずに思わずノリで「ナイススパチャ」と言ってしまったのだろう。


他の配信者でも聞いた覚えがある。




勢いよく配信者が「ナイススパチャ」と言ったり、「どんどんスパチャしてくださいね」とライブ配信でしゃべっていた。見ていてとても恥ずかしい人だなと思った覚えがある。
くださいっていう配信者は気持ちが悪いものだ。


「ナイススパチャ」は、決してないお金を貰う側が言う言葉では無いと認識しておこう。

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