大抵の人間の記憶力は同じである
以前成功する人と成功しない人との違いは頭を使う時間の差にあると書いたが、
テスト勉強程度であれば、記憶力はIQが高い低いに関係がない。
短時間で暗記しなければいけない時は、その覚える手法が大切なのだ。
YouTubeで「フェルミ研究所」が記憶力がアップする記憶術を紹介していたので、そちらを紹介する(*・`ω´・)ゞ
ちなみにフェルミ研究所では10倍アップすると謳っているが、10倍はアップしない(笑)
大抵の人が記憶する時の手法
例えばあるキーワードを覚えないといけない時、大抵の人は単語をノートに書いてみたり、声に出して復唱したりといったような、言葉をそのまま覚える方法を取っているのではないだろうか。
この覚え方は脳に対して言葉を覚える、つまりメインは何回も同じ事を行う事反復によって脳に記憶させる手法である。
この方法だと繰り返し行う頻度によって記憶は強固な物になっていくが、短期間で覚えるのには向いておらず、さらに時間もかかってしまう。
手っ取り早く記憶する時の手法
ではどういった方法が良いか?
それは視覚(映像イメージ)で覚える事である。
目から入ってくる情報は、ものすごい膨大な情報がある。その情報は脳で選別され整理されているが、一番大きな情報量を記憶するようにできている。
こういった経験はないだろうか。
人の名前は思い出せないが、顔は思い出せる、地名は思い出せないが、景色は思い出せる、このような事が起こるのは、視覚情報の方が脳が記憶しやすいためである。
ちなみに少し話がそれるが、速読も同じ考え方で行われている。
普通の人が本を読む時は、文章を頭の中で読む、つまり頭の中で音読する事によって内容を理解していくが、速読は視覚による情報収集、つまり目で見たものを絵でとらえ、脳で瞬時に理解する方法なのだ。
速読と同じように、人は練習すれば膨大な量を瞬時に記憶する事も可能なのである。
お試し問題
では実際に10個の単語を覚えてみよう。
まずは好きな方法で記憶して何個覚えているか確認しよう。
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一通り記憶したなら、何個覚えているか書き出してみよう。
平均的な記憶力の持ち主なら5個から7個といった所。
では、1.5倍記憶できる記憶術での覚え方(映像で覚えるやり方)を試してみよう。ストーリーで覚えるとなお良し。
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一通り記憶したなら、何個覚えているか書き出してみよう。
支離滅裂なストーリーだったが、7個以上は覚えているのではないだろうか。
人は何度も心の中で言葉を復唱する事によって覚えようとするが、それだと覚えるのが一苦労なのだ。
映像やストーリーで覚えると、非常に覚えやすく忘れにくい。
ストーリーは自分で面白い物を考えればよいので、一度試してみてはどうだろうか。
昔数学の先生がウルトラマンを持ち出して数式を教えてくれていたが、こういう先生に出逢えると得意な科目が増えるかもしれない。