仮想通貨(ビットコイン)はお金として使えるのか?


連日何らかの仮想通貨のニュースが流れている。
「通貨」というくらいなのだから、通貨としての機能はあるのか?

マネー研究所という所が、社会人として普通に働いている記者が行う
「ビットコインで一週間生活」という面白い企画をしていたので紹介してみる。

新規キャンバス 

ビットコインのみの一週間生活



ビットコイン生活01 


ビットコインをだけを使っての一週間生活という企画がスタートした。

ビットコインで支払えずどうしても現金が必要になった場合は、ヘルプカードの「タス・ヴェリカード」を5回まで使って日本円で支払えるルールとした。


この段階で、ビットコインだけではとうてい生活できないだろうと推測しているのが解るが・・・。



【初日】移動でつまずく



ビットコイン生活02 

記者はさっそくビットコインが使えるビックカメラへ向かうことにした。

当たり前のことなのだが、電車に乗ることすらできない。
電車移動が当たり前となっていたそうなのだが、早速つまずく。
パスモで電車に乗り、ビットコインが使えるビックカメラへ。



ビックカメラで「ペットボトルの水に緑茶、ついでに終業後に備えてウイスキーとつまみの柿の種も買った。勤務中にアルコールを買うのは少し気が引けるが、買えるお店が限られるのでしょうがない。」と書かれている。

ビットコイン生活03 


ビットコイン生活04 

このように一番身近な食料品ですら、ビットコインで支払い可能な物が限られているようだ。


【初日】会社の歓迎会でつまずく


「急遽会社の先輩から「今夜、歓迎会を開く」と連絡が入り飲み会へ。指定されたお店は残念ながらビットコイン決済に対応していなかったので、支払い肺2枚目の「タス・ヴェリカード」使用となった。」

ビットコインでの支払いできる店はとても限定的なのである。
日本に約1000店舗あるらしいが、その程度の数ならほとんど目にする事がないほどなのだ。

当然突発的に行く店舗は、ほぼ使えないと思っておいた方が良いのだ。


【二日目】会社(東京)近くでは使えない



「インターネットでビットコインが使える店を探したが、会社から遠く面倒になって、ビックカメラで買った柿の種を食べて過ごした。」

通貨として悲しい話だが日本の首都である東京ですら、ビットコインが使用できる店が身近にないのが現状だ。

ひもじく柿の種を食べて一日寂しそうにすごす記者の姿がイメージできる・・・。



【三日目】減っていく柿の種


ビットコイン生活05 


「どんどん減っていく柿の種。
空腹も限界になったので、ビットコインが使える個人投資家がよく行くという焼き肉屋に向かった。「気づけば1人で0.01266ビットコイン(6102円)も注文していた」

ビットコイン生活06 


リーズナブルな焼き肉屋であれば一人で6000円分というのは、やはりおなかが減っていたんだねという印象。
ほとんど使えないお金を「通貨」と呼ぶのは、現状はいかがなものかというしかない。

その後記者は歯医者へ向かう。


ビットコイン生活07 


ビットコインが使えるという歯医者があるのに驚きだが、だいたい100人に1人くらいがビットコインでの支払いをしているというのにもっと驚きだ。


患者の1%が円で払っていないという状態をいったい誰が想像できただろうか・・・。
多いか少ないかは人それぞれ違うだろうが、俺は多いと思った。


【四日目】ラーメン食べたい系記者


「どうしてもラーメンが食べたくなり天下一品へ。
当然ビットコインでの決済に対応していなく、「ラス・ヴェリカード」を使って払った。」

この記者もうビットコインで生活するのを諦めてるでしょ・・・・。
でもまぁ食べたい物も食べれない現状という事を証明したかったのかな。


【五日目】最終日


ここでとんでもない事実をさらっと言い始める。

「今日が最終日、地下鉄ホームの水飲み場で喉の渇きを潤す生活ともおさらばだ」

!?


やはり飲み水すら買えない状態だったという話なのだが、
地下鉄ホームに水飲み場なんてあったっけ?という疑問と、
いい社会人が外の水飲み場がメインの水分補給方法というのが驚愕である。
記者よ・・・大変だったねと表現するしかない。


「新宿にビットコイン対応のカレー屋があると聞き、仕事の合間に訪れた。がしかしまさかの閉店。
しょうがなくビックカメラに立ち寄り、お茶とビーフジャーキーを購入。焼き肉屋からビーフジャーキーといった食生活の落差が激しい一週間となった」

閉店とビットコインの関係性はないと思うが、数少ないビットコイン使用可能店舗が閉店している事実は寂しいものである。
カレーが食べれなく、トボトボとビックカメラに入る記者をイメージすると、少しセンチな気分になるのはなぜだろうか・・・・。


ビットコイン生活08 


最後にこう締めくくられている。
「ビットコインの決済に対応した店舗は着実に増えているが、現状はまだ極めて一部。

交通機関や生活に欠かせない支払いも対応していないのだ。結局他の通貨と併用せざるを得ないのが現状という事。

ビットコイン一回の支払いにつき、手数料が0.0005ビットコイン発生するという事。概ね約200円。少額の買い物だと手数料の負担が目立ち、買い物を繰り返すと手数料だけでもばかにならない。

ビットコインは一日で2割ほど急落する事も有り、決済手段として本格的に普及するために乗り越えるべき課題も多く感じる。」


りあえず「お疲れ様」という印象。記者も仕事とはいえ大変だっただろう。
まだまだ仮想通貨はお金としての実用性は無いに等しい。
一番流通しているビットコインですら使用できる箇所が限定的すぎるし、使用に関する価値の変動、手数料といった課題が多いため、すぐに一般的に使用できるといった状況にはならないだろう。


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