日本の元号は中国の書物から一文から合成している


平成が31年で終わるというニュースが流れているが、次はいったい何になるのか、誰がどうやって決めているのか知っている人はあまりいないだろう。実は中国の文献の一文から一文字ずつ抜粋して合成し、日本の元号としているのだ。

日本の元号 


今までの元号

馴染みのある明治からの元号の由来は以下の通りである。※明治以前の元号も同じように作られている。

明治
明治の由来:『易経』の「聖人南面而聴天下、嚮明而治」から。
「聖人南面して天下を聴き、に嚮(むか)ひてむ」というこの言葉は、過去の改元の際に江戸時代だけで8回、計10回候補として勘案された。明+治=明治

大正
大正の由来:『易経』彖伝・臨卦の「亨以、天之道也」(大いに亨(とほ)りて以て正しきは、天の道なり)から。大+正=大正

昭和
昭和の由来:四書五経の一つ書経尭典の「百姓明、協萬邦」から。漢学者・吉田増蔵の考案。国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う意味である。昭+和=昭和


平成
平成の由来:『史記』五帝本紀の「内(内平かに外成る)」、『書経』大禹謨の「地平天成(地平かに天成る)」からで「内外、天地とも平和が達成される」という意味である。平+成=平成

このように、日本の元号なのに日本の文献からではなく、中国の文献から元号を決めているというおかしな話なのである。


元号は誰が決めている?


元号法では元号を政令で定めるとしているだけで、具体的な決定方法は定められていないらしい。ちなみに「平成」は以下の手順で決定された。

  1. まず漢文学や国文学関連の大学教授ら有識者が候補を考案
  2. 内閣官房長官が選定
  3. 閣議で協議
  4. 国民を代表する形で衆参両院議長の意見を聞く
  5. 閣議で決定

つまり政治家が中国の文献から適当に抜粋でいいでしょ。と決めているのである。まず1の所から非常におかしい。

天皇が変わりそうだ→さぁ中国の文献をあさろうなのだ

日本国民としては、なんとも恥ずかしいかぎりだ。

日本にも素晴らしい書物はたくさんあるのに、それを見向きもせずに大した理由もないのに、今までがそうだったからという理由だけで中国の文献から抜粋するということを繰り返しているのだ。次の元号がいったい何になるのかわからないが、当然のように中国の文献から抜粋し、これに決まりましたと声高々に発表されるだろう。なんとも間抜けな話しである。

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